松井裕樹、1回無失点で4連勝に貢献 自己最長更新10戦連続0封で防御率3.60

● レッドソックス 2 - 9 パドレス ○
<現地時間6月28日 フェンウェイ・パーク>

パドレスの松井裕樹投手(28)が28日(日本時間29日)、敵地でのレッドソックス戦に救援登板。1回無失点でメジャー自己最長の10試合連続無失点とし、チームの4連勝に貢献した。「6番・指名打者」で先発出場したレッドソックスの吉田正尚外野手(30)は2打数1安打、2四死球で計3出塁をマーク。松井との対戦はなかった。

松井は7点リードの9回に5番手で登板。一死から9番のラファエラに左翼への二塁打を許したが、一死二塁で1番・デュランはフルカウント後の外角低めスライダーで空振り三振。続くハミルトンは鋭く沈むスプリットで3球三振に仕留め、捕手のヒガシオカと勝利のタッチを交わした。

今季38戦目は1回18球、1安打無失点、2奪三振無失点の内容で、直近は3試合連続の無四球。これで7日(同8日)のダイヤモンドバックス戦から10試合連続無失点となり、防御率は3.60に良化した。

パドレスは1点を追う5回表、攻撃陣が打者13人を送り込む猛攻を見せ一挙9得点。逆転勝利で4連勝とし、貯金を「4」に増やした。

レッドソックスの吉田は2回の第1打席に右翼への二塁打を放ち、3試合連続安打をマーク。5回の第2打席は中飛、6回の第3打席は死球、8回の第4打席は四球で、この日は2打数1安打、2四死球の打撃結果。今季の打率は.244、OPSは.662となった。

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