中日 大野雄大が2カ月ぶり先発も…3被弾で5回5失点KO 牧に2打席連続アーチ浴びる「チームの士気を下げる投球」

 中日・大野

 「中日-DeNA」(29日、バンテリンドーム)

 中日の大野雄大投手が2カ月ぶりに1軍先発マウンドに上がるも5回5失点でKOされた。

 初回、2死一塁から牧に左翼席へ先制2ランを被弾した。ストレートを豪快にたたき込まれ、思わずマウンドで厳しい表情を浮かべた左腕。さらに四回には再び牧に左翼席へ2打席連続アーチを被弾した。

 五回には桑原にも2ランをたたき込まれ、計5失点となった大野。直後の打席で代打を送られ降板となった。大野は4月20日の阪神戦で二回途中6失点でKOされ、出場選手登録を抹消されていた。今季は開幕から2試合に先発し、1勝1敗の防御率9.95。2軍戦で防御率2.45と結果を残し、1軍マウンドへ戻っていた。

 降板後、大野は球団を通じ「ホームランを3本も打たれてしまい、チームの士気を下げる投球となってしまいました。申し訳ないです…」とコメントした。

© 株式会社神戸新聞社