「飯豊森遠足」復活 北上・飯豊小 郷土の自然、歴史へ理解

緑豊かな飯豊森を散策する飯豊小の3年生

 今年で創立150周年を迎えた北上市立飯豊小学校(佐藤加奈子校長、児童517人)は28日、2016年度で途絶えた「飯豊森遠足」を復活させた。3年生90人が飯豊地区のシンボルでもある飯豊森を散策し、郷里の自然と歴史に理解を深めた。

 同校校歌の歌詞にも出てくる飯豊森は、現校舎から北西約2キロにある標高約131・6メートルの丘。山林内には「弁慶足跡」「山の神碑」などの史跡もあり、古くから地域住民から信仰されている。

© 岩手日日新聞社