障害者支援施設で集団食中毒 23人に症状 給食が原因

熊本市内の障害者支援施設で入所者23人が食中毒の症状を訴えていたことが明らかになりました。

食中毒の症状が出たのはいずれも障害者支援施設「朋暁苑(ほうぎょうえん)」に入所している30代から80代の男女23人です。

熊本市保健所によりますと今月22日、入所者に嘔吐や発熱などの症状が出ていると施設から熊本市保健所に連絡がありました。

症状が出た23人が共通して口にしていたのが施設の給食でその後の検査の結果、提供された給食が食中毒の原因と断定されました。

症状が出た23人は現在、回復しているということです。

熊本市保健所は、この給食を作った企業「東臣(とうしん)」に29日と30日、2日間の営業停止を命じました。

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