【中日】復帰登板・大野雄大が3被弾「申し訳ないです…」…3連敗で借金は今季最多7

中日・大野雄大

中日は29日のDeNA戦(バンテリン)に1―5で敗れて3連敗。借金は今季最多の「7」となった。

4月20日の阪神戦(甲子園)で2回途中6失点KOされてから約2か月ぶりの登板となった中日先発・大野雄大投手(35)だが、いきなり出はなをくじかれた。初回二死一塁から4番・牧に141キロ直球をフルスイングされた一撃は左翼席へ一直線。DeNAに2点を献上した。

大野は1点ビハインドで迎えた4回にも先頭・牧に左翼席へ運ばれ2点差とされると、続く5回にも一死一塁から桑原に2ランを許して1―5。「ホームランを3本も打たれてしまい、チームの士気を下げる投球となってしまいました。申し訳ないです…」と大野は肩を落とした。

中日打線はこの日もチャンスにあと一本が出ず、初回にカリステのタイムリーで挙げた1点だけ。これでチームは10試合連続で2得点以下。11試合連続2得点以下の球団ワースト記録(1956年)まであと1試合となった。

「立ち上がり、大野がいきなり打たれて、その後、1点は取れたんですけど、ホームラン3発というのはさすがに今のうちの打線ではきつい。チームは踏ん張りどきなので(同一カード)3連敗しないように、明日一つ全員で取れるようにやっていきたいと思います」と厳しい表情で語った立浪監督。混セに踏みとどまれるかどうか、正念場を迎えた。

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