メッツの補強候補にエンジェルス守護神が浮上!「ポストシーズンに向け、新たなクローザーが必要だ」米メディア報道

ポストシーズンを目指すニューヨーク・メッツが、新たなクローザーを獲得するかもしれない。米メディア『FanSided』のブライス・ノートン記者は6月28日、「メッツとロサンゼルス・エンジェルスのトレードで、ブルペンのエドウィン・ディアスのプレッシャーが軽減される」という見出しで、メッツとエンジェルスのトレードを報じた。

「ポストシーズン進出をねらうメッツは、新たなクローザーを獲得する必要がある。メッツは40勝39敗でナ・リーグ東地区の3位。それでもブルペンを強化できれば、ワイルドカードでプレーオフに進める可能性を秘めている」としたノートン記者は、メッツの補強候補に、エンジェルスの守護神カルロス・エステベスの名前が挙がっていると伝えた。
メッツのクローザー、ディアスは6月23日のシカゴ・カブス戦で異物使用の規定違反があったとして、10試合の出場停止と罰金の処分を受けた。「今後復帰するが、2023年を全休したディアスは衰えの兆候を見せている。リード・ギャレットやアダム・オッタビーノに頼らざるをえなく、メッツはブルペンを安定させるためにクローザーが必要だ」と、その理由を記している。

一方のエンジェルスはマイク・トラウトやアンソニー・レンドーンといった主力選手が故障欠場中。35勝46敗でア・リーグ西地区4位ということもあり、「ポストシーズン進出は難しい状況だ。エステベスのような資産をトレードに出して新たな有望選手を獲得し、弱体化しているファームを強化できる」と、エンジェルスにもメリットのあるトレードになると説いている。

はたしてメッツとエンジェルスはトレードを行なうのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

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