ボートレース徳山の「ニッカン・コム杯争奪戦」は29日、予選2日目が行われた。
数原魁(27=兵庫)は7R、カドからコンマ12のトップスタートを決めてスリット伸ばして内に絞る。3コースの桐本に舳先をねじ込まれると、1Mは瞬時に差しに切り替え、2Mを先取って1着とした。
判断力が冴え渡るレースぶりに「1Mは冷静だった。普段はあんな風にはしないけど」と笑顔で自画自賛。「展示タイム通り直線はいい。Sは2回放ったけど、出て行ってる。出足は少し重いけど許容範囲」と舟足も軽快だ。
1月に平和島でデビュー初V。「優勝は自信になっていないし、1回くらいの優勝じゃ喜べない。まだ、一つひとつのレースが挑戦です。今節は足もいいし、頑張りたい」と力強く意気込みを明かした。