雨天中止で小祝さくらが現れた横浜のスポット 満喫4時間「7月10日くらいが期限だったので…」特権も活用

資生堂レディス第3日に出場した小祝さくら【写真:Getty Images】

資生堂レディス第2R

女子ゴルフの国内ツアー・資生堂レディス第3日が29日、神奈川・戸塚CC西Cで開催された。前日28日に降雨で中止になった第2ラウンド(R)を実施(大会は54ホール)。8位で出たツアー通算11勝の26歳・小祝さくら(ニトリ)は5バーディー、ノーボギーの67で回り、通算8アンダーで2位タイに浮上した。突然、空き時間ができた前日は4時間のショッピングを満喫。翌日にスコアを伸ばし、前週に続く2週連続優勝を視野に捉えた。

リフレッシュをして一気にスコアボードを駆け上がった。小祝は2番パー5でピン奥4メートルのパットを沈めてバーディーを奪うと、さらに前半に2つ伸ばした。12番では3メートル、14番では5メートルを沈めてノーボギー。「3日間競技になったので、気を引き締めてやった。ショットはぼちぼちでパットの調子が良かった」と振り返った。

前日は荒天のため、第2Rが中止に。「服を買って、家具とか家電とかを買いました。すごくたくさん買って7万円分くらい。電気みたいなやつとか時計とか…」とのんびりとした口調で“小祝節”を炸裂させた。

ショッピングの場所はみなとみらいの「ニトリ」。「商品券みたいなのをいただいていて、7月10日くらいが期限だったのでせっかくだから」と所属選手ならではの特権をしっかりと活用。「気になるメーカーが横浜にあったので」と洋服も購入し、休日を満喫したようだった。

「黙っているのは苦手なタイプなので……」。前週は「月曜最終ラウンド」となったタフなスケジュールでも活動的な休日を過ごし、本業ではしっかり実力を示した。

首位の堀琴音(ダイセル)とは1打差で、2週連続優勝となる今季3勝目に期待がかかる。「あとはやるだけ。自分のベストを尽くして頑張りたい」と意気込んだ。

THE ANSWER編集部

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