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平成の大合併による群馬県伊勢崎市の誕生20周年を記念して、地元農産物を販売する伊勢崎マルシェ(市主催)が29日、市役所で初めて開かれた。
販売開始前から長蛇の列ができる盛況ぶりで、1000人超の市民が来場。新鮮な野菜や高校生が作った加工品が飛ぶように売れ、会場となった市民ホールは熱気にあふれた。
地元生産者のトマトやナス、キュウリなどの野菜が並んだほか、伊勢崎興陽高の生徒はゴボウやサツマイモを加工したピクルスを販売した。農業と福祉が連携する「農福連携」で生産されたうどんやラーメンなども人気だった。
加工品の販売に汗を流した同校3年の向谷地博樹さんは「一般の方も出店するイベントなので、実践的な販売方法を学ぶ良い機会になった」と笑顔で話した。
同マルシェは来年2月にも開催を予定している。