静岡市内でタクシー運転手をひき逃げか 75歳のタクシー運転手の男を逮捕

6月29日の未明、静岡県静岡市葵区の市道で72歳のタクシー運転手が車にはねられて死亡したひき逃げ事件で、警察は30日、75歳のタクシー運転手の男を逮捕しました。

過失運転致死とひき逃げの疑いで逮捕されたのは、静岡市清水区長崎のタクシー運転手の男(75)です。警察によりますと、男は6月29日午前0時ごろ、静岡市葵区平和の市道で乗用車を運転し、近くに住むタクシー運転手の男性(72)に衝突した上、そのまま逃走した疑いが持たれています。

この事故で、男性(72)が病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。

警察によりますと、29日午前0時20分頃「道路で人が倒れている」と通行人から通報があり、事件が発覚。防犯カメラなどの捜査により逮捕に至りました。逮捕された男は「記憶にない」と話しているということです。

現場は、中央線のない市道で、男性(72)は、信号機のない横断歩道の近くで倒れていたということで、警察が当時の状況について詳しく調べています。

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