大自然を舞台に「冒険」レース 楢葉でエクストリームシリーズ

木戸川の河口でサップ種目に臨む参加者

 福島県楢葉町の自然を舞台としたアドベンチャーレースの国内シリーズ「エクストリームシリーズ2024福島ならは大会」が29日、同町の天神岬スポーツ公園を発着点に初めて開かれ、参加者が自然の中で"冒険競争"を繰り広げた。

 運営会社の「エクストレモ(東京)」などでつくる実行委員会の主催。「一般社団法人ならはみらい」などの協力。豊かな自然を生かしたアウトドア活動で移住・定住促進や交流人口拡大を図ろうと、昨年からアドベンチャーレースを実施。国内シリーズは同町では初開催で、9月には檜枝岐村でも開かれる。

 この日は28チーム約80人が出場。トレッキングやマウンテンバイク、SUP(サップ)などの種目が行われ、町内25~35キロを巡った。同町に初めて足を運んだという東京都の参加者は「自然が豊かで、復興も進んでいることが分かった」と語った。

 30日には、初心者向けの「エクストリームチャレンジin福島ならは」が天神岬スポーツ公園を発着点に行われる。

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