「馬鹿げたルールだ」ゴール取り消し→PK献上で敗れたデンマーク、指揮官が判定に怒り!「レフェリーの判断とVARが試合を決めた」【EURO】

現地時間6月29日に開催されたEURO2024のラウンド16で、デンマークは開催国のドイツと対戦した。

デンマークはスコアレスで迎えた48分、セットプレーの流れからトーマス・ディレイニーのシュートのこぼれ球をヨアキム・アンデルセンが押し込んでネットを揺らす。しかし、直前のプレーがオフサイドと見なされ、VARチェックによってゴールは取り消される。

するとその直後には、オンフィールドレビューの末に自陣ボックス内でアンデルセンがハンドを取られてPKを献上。これをカイ・ハバーツに決められて先制を許す。

さらに68分には、ロングボールに抜け出したジャマル・ムシアラに追加点を奪われて、0-2で敗戦を喫した。

【動画】物議を醸すデンマーク幻の先制弾!
デンマークメディア『DR』によると、キャスパー・ヒュルマン監督は「審判の判定について話すことは滅多にしないが...」としながらも、レフェリングに対して不満を露わにしている。

「長い間、我々はハンドのルールについて議論してきた。ディフェンダー全員が手を後ろに回して走らなければならないとしたら、私は嫌だ。馬鹿げたルールだと思う。今日の試合を決めたのは、明らかにレフェリーの判断とVARだ」

デンマークにとってはある意味、アンラッキーな部分も否めない敗戦となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

© 日本スポーツ企画出版社