八代城跡(ドローン映像)【平成30年・2018】~RKKニュースミュージアム~

平成30年(2018)2月、八代市の中心部にある国指定史跡・八代城跡(やつしろじょうあと)を上空から撮影しました。

当時ニュースはこう伝えています。「八代城は江戸時代初期の1622年、熊本藩主、加藤忠広(ただひろ)が家臣の加藤正方(まさかた)に命じて築かせた城です。球磨川河口の松江(まつえ)地区にあることから「松江城」とも呼ばれました。

築城当時は、本丸には大天守と小天守、数々の櫓などが立ち並んでいましたが、落雷による火災や明治維新後の取り壊しなどで今は石垣と堀の一部が残るだけとなっています。

本丸があった場所には現在、八代宮(やつしろぐう)が置かれ多くの参拝者を集めています。

八代城跡の北西にある「松浜軒(しょうひんけん)」は1688年、当時の八代城代 松井直之(なおゆき)が母親のために作ったお茶屋です。かつてこの場所は八代海を見渡す浜辺に面し、松林が連なる景勝の地だったことからその名が付いたと言われています。

庭園には四季折々の花が咲き、特に梅雨の時期には約5,000本の肥後花ショウブが大輪の花を咲かせ、訪れる人たちを楽しませてます。」

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