「WEST EXPRESS 銀河」紀南4年目、7月1日始動

JR西日本の観光列車「WEST EXPRESS(ウエスト・エクスプレス) 銀河」の紀南コース4年目の運行が、あす(1日)から始まります。今年は、9月25日までの3か月間に、京都・新宮間を上下あわせて42本が運行されます。

このうち、京都発新宮行きは、月曜と金曜に夜行列車で運行され、午後9時15分に京都を発(た)ち、翌朝9時37分に新宮に到着します。新宮発京都行きは、水曜と日曜の日中に運行され、午後1時5分に新宮を出発、当日夜8時53分に京都に到着します。そして、新宮行きは、和歌山駅に58分、串本駅に1時間10分、また、京都行きは、串本駅に36分、周参見(すさみ)・紀伊田辺(きいたなべ)・海南(かいなん)・和歌山の各駅に、それぞれ10分あまり停車し、周辺観光のほか、駅や周辺店舗などでのおもてなしイベントや飲食、買い物などを楽しめるようになっています。

特に新宮行きの串本駅では、1時間10分の停車時間を活かし、銀河の到着にあわせ、くしもと観光周遊バス「まぐとる号」の臨時便が、駅と、人気観光地・橋杭岩(はしぐいいわ)との間を3往復運行され、乗客の観光をアシストします。

「WEST EXPRESS 銀河」は、JR西日本が2019年に導入した昼夜兼用の特別観光列車で、京都と新宮を結ぶ紀南コースは、2021年から4年連続の運行となっていて、周辺観光ができる停車時間の延長や、停車駅ごとの多彩なおもてなしメニューが好評で、人気となっています。

© 株式会社和歌山放送