竹田恒泰氏「パンダはただの熊」「脱色しスプレー塗ったら熊もパンダ」に猛ブーイング

竹田恒泰氏

作家の竹田恒泰氏が30日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」に出演。パンダにまつわる〝極論〟を語り、スタジオのブーイングを買った。

この日は、外交の手段としてジャイアントパンダを中国から他国へ送る行為「パンダ外交」が必要か、不要かについてトーク。

議論に入る前にパネラー8人がそれぞれ自身の横に配置されたモニターに意見を掲示するが、竹田氏のモニターに「不要 ただの熊」と出ると、スタジオは騒然となった。

ざわつきを聞いた竹田氏は「ただの熊でしょうが! だいたいね、脱色して白くして黒いスプレー塗ったらね熊だってパンダになるの。だったら、シロクマ連れて来て、ちょっと黒くすればパンダなのよ」と強弁。

女性共演者から「違うよ!」の声が出たが、竹田氏は「中国語でレッサーパンダは『小さい熊貓(小熊貓)』、大きいパンダは大きい熊で『大熊猫』、熊ですから!」と主張を曲げなかった。

これに脚本家の大野裕之氏は「ただの熊、それは違うんです。あれはパンダです」と猛反論。今年3月に死んだ神戸市立王子動物園の人気者・タンタンの例を出し「小ぶりで手足が短くて人気だった。本当にぬいぐるみみたいでかわいかった。それが亡くなってしまって、タンタンファンが悲しんでいる時に、ただの熊はないですよ! タンタンファンを敵に回しましたよ、それ!」と語気を強めた。

また落語家の立川志らくは「パンダはただの熊で、スプレー塗ってどうのこうのというその発想は、昔のテキ屋がやってたカラーひよこと同じだから、そんなことはしちゃいけない」と苦笑いを浮かべた。

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