再送-ベトナム第2四半期GDPは前年比+6.93%、輸出好調 インフレ課題

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[ハノイ 29日 ロイター] - ベトナム統計総局が29日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)は、前年同期比6.93%増加した。第1・四半期の5.87%増から加速し、上半期では6.42%増となった。

好調な輸出で成長が加速したが、インフレ加速が引き続き課題となっている。

ベトナムはスマートフォン、電子機器、衣料品の主要輸出国。昨年は世界的な需要低迷と電力不足で成長目標が達成できなかったことを受け、事業活動の強化を図っている。

統計総局は「ベトナムの社会経済状況は四半期ごとに前期より改善しており、引き続き上向き傾向にある」と指摘。

ただ、「外的リスクと不確実性から依然多くの困難と課題に直面している。今年は6.0─6.5%の成長目標を達成するのは大きな課題で、あらゆる勢力が力を合わせる必要がある」とした。

今年上半期の輸出は前年比14.5%増の1900億ドル、鉱工業生産は10.9%増加した。

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