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田んぼに稲で文字を書く「稲文字」に取り組む上峰町の上峰小(林寛校長)の児童が25日、田植えに挑戦した。5年生約90人が、校舎前に広がる田んぼに入り、文字の形に張られた糸に沿って苗を植え付けた。
稲文字は2010年から続く同校の恒例行事。学級のテーマを文字にしており、今年は「『あい』と共に」と書く。I…自分自身と共に▽合い…友達、仲間と共に▽愛…生き物や自然と共に、という三つの意味を込めている。
児童は、ぬるりとした泥の感触に驚きながらも、田植えに没頭。枠の内側に収まるように、もち米の苗を丁寧に植えた。峰松駿斗さんは「苗を一つ一つちぎりながら植えるのが難しかった」と話し、畑一瑳さんは「チームワークを大切にすることを頑張りたい」と苗に込めた思いを語った。
11月に稲刈りをする予定で、収穫した米は自宅に持ち帰って料理学習などに活用する。(井手一希)