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岩手県内の路線価が発表され、最も高かった盛岡市大通は、4年ぶりに前年を上回りました。
路線価は道路に面した土地の1平方メートルあたりの評価額のことで、相続税や贈与税の算定に使われます。
県内で最も路線価が高かったのは盛岡市大通2丁目で、去年よりも5000円高い22万5000円と、4年ぶりに前の年を上回りました。
新型コロナの5類移行で客足が回復したことが要因です。
一方、宮古市栄町は4万9000円で3年連続の下落です。
復興需要が終わったことや人口減少が続いていることを背景に、下落率は年々大きくなっています。
県不動産鑑定士協会は、「内陸都市部では住宅開発が活発で県央・県南も進出企業が増えている」「需要が低迷する県北・沿岸部との二極化が顕著になってきている」としています。