ウエルシア薬局が幸手で移動販売車 7月中を目標に準備 買い物困難者の解消や地域の見守り活動、コミュニティづくりにも期待

協定を結んだ木村純夫幸手市長(左)とウエルシア薬局地域包括推進部の星晶博部長=6月27日、幸手市役所(同市提供)

 埼玉県幸手市は6月27日、ウエルシア薬局(東京都)と地域福祉の推進等に関する連携協定を締結した。協定締結により買い物支援を通じた地域の見守り活動など、地域のコミュニティーづくりの活性化を目指す。

 協定事項は高齢者、障がい者、子ども、妊婦の見守りなど地域福祉の向上に関することなど4項目。

 市は「同社の『移動販売車(移動スーパー)』の運行により、買い物が困難な方の解消が図られるだけでなく、販売場所での地域の見守り活動や買い物を通じたコミュニティーづくりにも期待している」とコメントしている。移動販売車の運行は7月中を目標に準備を進めているという。

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