【岡山県の最高路線価】岡山市北区本町で179万円/1㎡「昨年と比べ9.1%上昇」は全国で3番目の上昇率

相続税や贈与税を算定する際の基準となる土地の価格=路線価が発表されました。

岡山県の最高路線価は岡山高島屋などがある岡山市北区本町の市役所筋の東側で1平方メートル当たり179万円でした。昨年と比べて9.1%上昇していて、これは全国の都道府県庁所在地の最高路線価のうち、3番目の上昇率でした。

大幅な上昇は、JR岡山駅の路面電車の乗り入れ工事など、岡山市中心部の再開発が進んでいることが要因とみられています。また標準宅地の平均変動率は1.7%と3年連続で上昇し上昇率も昨年より大きくなりました。

香川県の最高路線価は、高松市の丸亀町商店街で1平方メートルあたり37万円でした。昨年より2.8%上がり2年連続の上昇です。新型コロナによる影響の緩和とイベント開催の増加などが要因とみられています。また、標準宅地の平均変動率はマイナス0.3%で、昨年より下落幅は縮小したものの、32年連続の下落となっています。

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