浦安市舞浜の東京ディズニーリゾート(TDR)で2日、水をふんだんに使った夏恒例の「びしょぬれ」イベントが始まる。1日には報道陣に事前公開され、朝からの雨模様にも関わらず、水を浴びた来園客の歓声で盛り上がった。イベントは9月18日まで開催される。
東京ディズニーランド(TDL)では、映画でおなじみのケア・ロボット、ベイマックスが明るく軽快な音楽とともにフロートに乗って登場。フロートが沿道の観客の前で停止し、ベイマックスが「早急にクールダウンしましょう」と宣言するや、フロートから幾筋もの霧状の水が噴き上げられ、観客から喜びの声が上がった。今年は登場した2台のフロートの後ろに水を搭載したトレーラーが追加され、散水量がアップした。
学校が休みで、母親の山崎さゆりさんと一緒に来ていた川崎市の小学2年、凪南さん(7)は「びしょぬれにならないと面白くない。なれて本当に面白かった」と声を弾ませた。
「びしょぬれパレード」は1日3回、各回約35分間を予定する。
丸太型ライドで急降下するアトラクション「スプラッシュ・マウンテン」は、いつもより大量の水しぶきを浴びる「びしょ濡れMAX」を今年も開催。約16メートルの高さから一気に滝つぼに急降下するスリル満点の仕掛けに乗客は声を上げて盛り上がった。
トゥーンタウンにある消防署や車庫のエリアは、冷たいミストや滝のように水が噴き出す「びしょぬれスポット」に。子どもたちは水を浴びて気持ちよさそうな笑顔を見せた。