沖縄バスがきょうから路線バスの運賃を値上げ 輸送コストの上昇が影響

沖縄バスは輸送コストの上昇を理由に7月1日から路線バスの運賃を値上げしました。

沖縄バスは燃料費などのコスト上昇を踏まえ、安定的な輸送サービスを提供するためとして、7月から運賃を値上げしています。新たな運賃は那覇市内の均一運賃が240円から260円に、市外線の初乗り運賃は160円から190円に改定され全体の値上がり率は14.9%となっています。一方、通学の定期運賃については子育て世代の家計負担を考慮して割引率を引き上げたことで、1か月あたり40円の値上がりにとどまりました。

沖縄バスは今回の値上げについて、乗客の利便性の向上に加え、乗務員の労働条件の改善に繋げたいとしています。県内では、琉球バスと那覇バスが車両の部品や燃料価格の高騰などを理由に今年4月から運賃を値上げしています。

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