大谷翔平の元相棒が“異次元プレー” 芸術的な身のこなし…守護神も興奮「なんてこった」

タイガース戦に出場したエンゼルスのローガン・オハッピー【写真:Getty Images】

エ軍のオハッピーらが驚愕プレーで二盗を阻止した

エンゼルスのローガン・オハッピー捕手、ルイス・ギヨーメ内野手が6月29日(日本時間30日)の本拠地・タイガース戦で見せたスーパープレーが注目されている。同点の9回に二盗を阻止した両選手の身のこなしにファンは「なんてこった」と驚愕している。

5-5の9回2死一塁、1ボール2ストライクで右腕のカルロス・エステベス投手が投じた5球目で一塁走者のライリー・グリーン外野手が二盗を敢行。投球は右打者の外角へ引っ掛けるように外れたが、オハッピーは逆シングルのような形で捕球すると、体勢を崩したまま二塁へ投げた。

送球は一塁ベース方向へややそれたものの、昨季はメッツにいた二塁手のギヨーメは、ヘッドスライディングしてくるグリーンを開脚ジャンプでかわしながらキャッチ。そのままグラブを股下に伸ばすように走者へタッチし、二盗を阻止した。

本拠地は大歓声に包まれ、オハッピーもしてやったりのニンマリ。エステベスもグラブを高く掲げて満面の笑みを浮かべた。エンゼルスは延長10回の末にサヨナラ勝ちを収めただけに、ビッグプレーとなった。

MLBも公式SNSに「オハッピーとギヨーメのコンビが、とんでもない盗塁阻止」として、映像を投稿。ファンは「マトリックス」「ルイス(ギヨーメ)はいつも魔法使いだった。NYは彼が恋しい」「“あご髭のマジシャン”にまだみなさんがなじんでいる最中だとしたら、お楽しみに。彼のグラブさばきはMLB屈指。メッツファンは彼が恋しい」「スパイダーマン・タッチ、最高」。日本語でも「超かっこいい」といったコメントが寄せられていた。

オハッピーは昨季までエンゼルスに所属していたドジャース・大谷翔平投手の元相棒。今季の6月21日(同22日)の直接対決では、オハッピーが大谷の盗塁を阻止する場面もあった。(Full-Count編集部)

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