ソフトバンク有原航平、好相性の西武相手に今季初先発 復刻イベント「白のキセキ」最終戦 「僕自身やることは変わらない」

練習を終え囲み取材に応じる有原(撮影・冨永豊)

◆ソフトバンク投手練習(1日、東京)

ハーラートップの7勝を上げているソフトバンクの有原航平投手(31)が、2日の西武戦(東京ドーム)に先発する。7月の初戦に「(月の)最初に投げさせてもらうので自分自身にもチームにもいい勢いをつけられたなと思う」と更なる突き放しにかかる。

西武とは今季初対戦。昨季は4試合に登板し、3勝1敗で防御率1.52だった。相性が良い相手にも「ここ最近選手も入れ替わっっているのでしっかりデータを見たい。積極的に打ってくると思うので、そこに負けないようにしっかり自分の投球が自分のリズムでできたらいいと思う」と気を引き締める。

また、2日の試合は「白のキセキ 2024」と銘打たれたイベント試合。20年前のダイエー時代、2004年7月19日のオリックス戦(福岡ドーム=当時)でユニホーム配布イベントの原点となる「白の奇跡 福岡ドームからの挑戦」が開催された。今年はその復刻イベントとして3試合に分けて実施されており、2日がその最終戦となる。それでも有原は「僕自身やることは変わらないので、とにかくチームが勝てるように1イニングでも多くしっかり投げたい」とあくまでも自分の仕事に全うすることを誓った。

エースの好投でイベント最終戦も白星を飾りたい。(大橋昂平)

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