下落の幅は全国ワースト2位 愛媛の路線価17年連続下落 一方で松山「大街道」は四国1位に【愛媛】

相続税などを算定する基準となる路線価が1日に公表されました。愛媛県内は17年連続で下落し、下落の幅は全国ワースト2位になりました。ただ松山市は観光客数の増加などで上昇し四国で最も高くなっています。

路線価は主要な道路に面した1平方メートルあたりの土地の評価額。相続税や贈与税などを算定する際の基準になります。

高松国税局によりますと今年の愛媛県内の路線価は、前の年と比べ平均で0.8%下回り、17年連続で下落しました。下落の幅は全国ワースト2位になりました。

県内で最も高かったのは、松山市大街道2丁目の「大街道商店街」で1平方メートルあたり69万円。去年と比べ3%上昇し、四国の県庁所在地の中で最も高くなっています。

上昇の要因は新しいホテルの開業のほか、コロナ禍が落ち着いて出店需要が回復傾向にあることに加え、観光客の増加も顕著であることなどがあげられています。

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