犯罪や非行からの立ち直りを支援する更生保護行政への一層の理解と協力を訴える「社会を明るくする運動」の街頭啓発が、けさ(7月1日)和歌山市のJR和歌山駅前で繰り広げられました。
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「和歌山のおばちゃん」に扮して啓発グッズを配る「社会を明るくする大使」の桂枝曾丸さん(中央)(7月1日・JR和歌山駅)
これは、法務省や和歌山県、和歌山市、県・保護司会などが毎年行っている取り組みです。
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メッセージ伝達式での記念撮影(7月1日・和歌山市「わかちか広場」)
午前7時半から行われた啓発活動では、21年連続で「社会を明るくする大使」を務める和歌山市出身の落語家・桂枝曾丸()(かつら・しそまる)さんをはじめ、和歌山県と和歌山市の職員、和歌山保護観察所、県・保護司会、BBS会などの構成メンバーが、通勤・通学客にうちわやチラシなどを配って理解と協力を呼びかけました。
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強調月間の意義を訴える桂枝曾丸さん
続いて「わかちか広場」で行われた式典では、社会を明るくする大使の枝曾丸さんが、岸田文雄総理大臣や岸本周平知事からのメッセージを県と市の幹部職員に託したあと「ことし(2024年)は高野・熊野の世界遺産登録20周年です。蘇()りの地・和歌山に住んでいる私たちが、新たに出発し生まれ変わろうとしている人たちを明るく応援しましょう」と呼びかけました。
今月(7月)は運動の強調月間にあたり、期間中は枝曾丸さんを隊長とするキャラバン隊が白浜町や和歌山市で街頭啓発を行うほか、和歌山放送など県内のメディアで広報活動を展開します。