19年連続 札幌ステラプレイス前が道内最高値 「路線価」公表 去年より9%増

相続税や贈与税の計算基準となる「路線価」が公表され、道内で最も高かったのは19年連続でJR札幌駅の商業施設、札幌ステラプレイス前でした。

井口七海記者)

「今年も道内で最も高かったのは札幌駅南口です。駅周辺は再開発も進み注目が集まっています」。

道内の最高路線価は、19年連続で札幌市中央区北5条西3丁目の札幌ステラプレイス前で、13年連続で上昇となりました。1平方メートルあたり728万円と、去年より9パーセント上がりました。

北海道不動産鑑定士 協会横山幹人理事)

「再開発の影響はもう本当にもう見どころ満載と言いますか、札幌とか福岡とかですね、まだまだ盛んですので、投資家から見たら全国的にはまだ利回りが高いですしね、魅力的だと思います」。

一方で、札幌駅周辺ではこのような変化も起きています。

井口七海記者)

「5月末に閉館したこちらのセンチュリーロイヤルホテルでは解体工事の準備が行われています」。

51年の歴史に幕を下ろした「センチュリーロイヤルホテル」。閉館からおよそ1か月が経ち解体工事のため周辺の街路樹の伐採が行われています。新しいビルの建設予定については公表しないということです。

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