何もかも奪ったあの日から半年…犠牲者を思い能登各地で祈り

何もかも奪ったあの日。

町は一瞬にしてその姿を失いました。

「待ってても何も変わらないんですよ」

「多分、待ち続けたらずっと待ってなきゃいけない」

被災地を記録し続けるカメラマン。この男性自身も、被災者です。

「いつ変わるのか、誰が変えてくれるんですかね」

それでも少しずつ、少しずつ、前へ。

あれから、半年。

各地で、犠牲者を思い、祈りが捧げられました。

4月に全線開通したのと鉄道でも冥福を祈り、短冊に願いが込められました。

「たくさんの人に助けてもらってるなってすごく感じます」

「やはり珠洲の人口を減らしたくないし、やっぱり若い子が頑張るって言ってるので一日も早く復旧して復興できたらいいなと思います」

先が見えず、何度も諦めかけた半年。

それでも、自分や仲間たちを信じ、歩みを進めてきた半年。

被災地は一歩ずつ、一歩ずつ復旧・復興へと向かっています。

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