県内路線価29年連続下落も全国順位は上昇 変動率は前年比平均0.4ポイント下落で下落幅は0.3ポイント縮小【徳島】

7月1日、徳島県内の路線価が公表されました。

平均は、前の年と比べて29年連続で下落しています。

路線価は、主な道路に面した土地1平方メートルあたりの公的な評価額です。

高松国税局によりますと、2024年1月1日時点で徳島県内2319か所の路線価の変動率は、前の年と比べて平均で0.4ポイント下がりました。

29年連続の下落ですが、下落幅は0.3ポイント縮小し、全国順位は前の年の43位から40位に上昇しました。

県内で最も高かったのは、18年連続で徳島市一番町3丁目の徳島駅前広場通りで、前の年から1.7%上がって29万5000円でした。

高松国税局は、不動産鑑定士などの意見として「新型コロナの影響が落ち着いたことなどで地価動向に回復傾向がみられ、上昇に転じている」としています。

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