物価高騰対策×地域デジタル化 高知県須崎市民に『デジタル振興券』配布スタート

高知県須崎市の全ての市民に4000円分のデジタル振興券を配布する取り組みが1日から始まりました。

高知県須崎市は、須崎市に住民票がある市民を対象に、高知信用金庫が提供するデジタル地域通貨、「ジモッペイ」のアプリから、1人4000円分のデジタル振興券を配布します。

須崎市がデジタルの振興券を発行するのは今回が初めて。市内の各世帯に郵送された二次元バーコードを、スマートフォンのアプリ上で読み取ると、デジタル振興券が使えるようになります。物価高騰対策と合わせて、地域のデジタル化の基盤づくりが狙いです。

(楠瀬耕作 須崎市長)
「デジタルを今後(市政運営に)入れていきたい。それには一番身近なスマートフォンをいかに普及させていくか。高齢化であるけれども、住民の皆さんの力を引き出していくような使い方ができるのではないか」

(高知信用金庫 山崎久留美 理事長)
「一回登録していただいたら、その先に便利な世界が広がっていますし、ぜひご協力いただいて、デジタル通貨、あるいはデジタル振興券をぜひ一度お試しいただいたらうれしく思います」

デジタル振興券の受け取り期間は12月31日まで、利用期間は2025年1月31日までです。

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