グレーチングや縞鋼板などの金属盗 被害総額290万円に 公判中の50歳無職男=静岡県警

静岡県函南町内で2024年2月頃から15件の金属盗を繰り返したとして逮捕された無職の男について、警察は7月1日捜査を終えたと発表しました。被害にあったのは道路の側溝に設置された「グレーチング」などの金属類で、被害額は合わせて約290万円に上るということです。

窃盗の疑いで逮捕された函南町の無職の男(50)は2024年4月、静岡県が函南町軽井沢の側溝に設置した金属製の網「グレーチング」2枚を盗んだとして、逮捕・起訴され現在、静岡地裁沼津支部で公判中です。

警察はその後の捜査で、2024年2月頃から4月に逮捕されるまでの間に、被告の男が函南町内で繰り返していた15件の金属窃盗について裏付け捜査を終え、追送致しました。

警察によりますと、被告の男は側溝の上などに置かれて固定されていないグレーチングのほか、側溝にふたをする縞鋼板、金属製のパイプなど約290点を持ち去り、静岡県内の業者に持ち込んで売っていたとみられ、被害額は合わせて約290万円に上るということです。

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