辺野古土砂搬入作業を中止 官房長官が発表 警備員死亡事故受け 沖縄

名護市安和で先月辺野古の埋め立て用土砂を運ぶダンプカーに抗議活動をしていた女性と警備員が巻き込まれ死傷した事故を受けて林官房長官は「再発防止を検討するため搬入作業を中止している」と明らかにしました。

この事故は先月28日、名護市の安和桟橋の出口付近で抗議活動中の女性と警備員の男性が埋め立て用の土砂を運ぶダンプカーに轢かれ男性警備員が死亡し女性が重傷を負ったものです。

▽林官房長官:
「現在事故が発生しました安和桟橋と同様の作業を行っている本部港の2か所において再発の防止を検討するため埋め立て土砂のダンプトラックの搬入作業を中止をしております」

また、林官房長官は事故が抗議活動に対応するなかで起きたとの報告を受けたとした上で「防衛省が警備の在り方を含め状況の把握と再発防止に努めていく」と述べました。

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