高知市議会6月定例会が閉会。8億1100万円の補正予算案を可決。新婚世帯支援制度の受付開始

高知市議会6月定例会は7月1日閉会し、オーテピア西敷地の整備費用などを盛り込んだ8億1100万円の補正予算案を可決しました。

1日に最終日を迎えた6月議会では、8億1100万円の補正予算案を含む執行部が提出したすべての議案が可決されました。

オーテピア西敷地の整備費用のほか、2024年秋から65歳以上を対象に始まる新型コロナワクチンの接種を補助する費用などが盛り込まれています。

桑名 高知市長:
「オーテピア西敷地は当面の間、イベント開催などで中心市街地ににぎわいを創出するとともに、多くの市民の皆さまが憩いくつろげるスペースとなるよう、観光客の皆さまが多目的にご利用いただけるよう着実に取り組んでまいります」

また高知市は新婚世帯を支援する制度を創設。1日から申請の受け付けを始めました。

2024年の元日から2025年3月末までに婚姻届けを提出し、夫婦ともに39歳以下、世帯所得が500万円未満であることなどが条件です。上限額は30万円で家賃や引っ越し費用などを補助します。親と同居または近くに住む場合はさらに15万円が上乗せされます。

申請期間はきょうから2025年3月末までです。高知市は人口減少対策の一環として若者の定住促進につなげたいとしています。

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