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クラウドソリューション事業を展開する日本ビジネスシステムズ(JBS、東京都港区)はこのほど、自動制御機器などを販売する日本機材(大阪市)のマレーシア法人NKオートメーション・マレーシアと連携したと発表した。複合現実(MR)デバイスを使用したロボット導入・作業支援ソリューション「RoboLens(ロボレンズ)」を販売する。
日本ビジネスシステムズのグループ会社ネクストスケープ(東京都港区)が開発したロボレンズは、ロボット導入検証支援、ロボット操作効率化支援のソリューション。ロボットの配置検証機能や動作検証機能を備えた「ロボレンズ・レイアウト」と、ロボットに操作を教えるロボットティーチングができる「ロボレンズ・ティーチング」の2種類のアプリを展開する。
日本ビジネスシステムズとNKオートメーション・マレーシアは、半導体工場が集まるマレーシアのペナン島やタイの日系企業の工場地域、インドネシアのジャカルタ郊外(カラワン、チカラン)の工業地域などの製造業・小売業をメインに販売を拡大していく。東南アジアの離島や都市部から離れた工業地域などの実機配置は、NKオートメーション・マレーシアのネットワークを生かす。
日本ビジネスシステムズによると、東南アジアの産業用・サービスロボットの市場規模は、2023年の7億9,000万米ドル(約1,270億円)から28年には11億4,000万米ドルに成長する見通しだ。23~28年の年平均成長率(CAGR)は7.92%と予測されている。