【フィリピン】シティコアとサンミゲル、太陽光に共同出資[公益]

フィリピンの再生可能エネルギー会社シティコア・リニューアブル・エナジー(CREC)は1日、財閥サンミゲル・コーポレーション(SMC)の傘下企業と北部ルソン地方のバターン州マリベレスで太陽光発電所を開発・運営すると発表した。

サンミゲル・グローバル・ライト・アンド・パワー(SGLP)との間で、6月28日に投資・株主合意を交わした。それぞれ特別目的会社の株式を引き受け、資金調達や建設、運営、保守で連携する。

当面の出資比率はシティコア49%、サンミゲル51%で、建設が始まった段階で50%ずつに変更する。発電所の出力は15万3,500キロワット。工期や投資額は示していない。

シティコアは2028年まで毎年100万キロワットのペースで太陽光発電施設の整備を進め、総出力を500万キロワットに引き上げる目標を掲げている。

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