被告の男が壬生町の自宅で母親刺殺認める 宇都宮地裁・裁判員裁判初公判

とちぎテレビ

去年(2023年)1月、壬生町の自宅の敷地で当時64歳の母親の胸や頭などを包丁で複数回突き刺し死亡させたとして、殺人の罪に問われた無職の橋本直樹被告(36)に対する裁判員裁判の初公判が1日、宇都宮地方裁判所で開かれ、橋本被告は起訴された内容を認めました。

冒頭陳述で検察側は、母親が万引きなどをした橋本被告に「次、騒ぎを起こしたら家を追い出す」と言ったことで激高したと指摘しました。そのうえで完全責任能力は認められるとしました。

弁護側は「心神耗弱状態にあった」と主張しました。

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