海自P1哨戒機、飛行中にボルト落下の可能性 飛行前点検で紛失発覚、鹿屋航空基地

〈資料写真〉鹿屋航空基地

 海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿屋市)は1日、第1航空隊のP1哨戒機1機のボルトを紛失したと発表した。飛行中に落下した可能性があり、原因を調べる。

 広報室によると、紛失したのは、右翼下のパネルのボルト。チタン合金製で、長さ14ミリ、重さ約1グラム。

 機体は6月30日午後8時40分、基地を離陸。指宿市や南九州市などを通過し九州南方海域に出て、7月1日午前3時に基地に着陸した。同8時20分ごろ、次の飛行前点検で紛失が発覚した。飛行経路上の各自治体に連絡したが、被害は確認されていない。

〈資料写真〉P1哨戒機

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