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暴言や暴行など後輩隊員に対する悪質なパワハラが確認されたとして航空自衛隊浜松基地は隊員3人について懲戒処分を行ったと発表しました。
懲戒処分を受けたのは、いずれも浜松基地の第1航空団に所属する29歳の3等空曹2人と30歳の3等空曹1人です。
浜松基地によりますと、29歳の3等空曹1人は後輩の指導と称し複数回にわたり暴言や暴行をふるい精神的苦痛を与えたということです。この隊員には停職60日の処分が下されています。
また、もう1人の29歳の3等空曹は後輩隊員に対し暴言を吐いたほか、冗談と称して私物を隠すなどの行為に及んだほか、30歳の3等空曹と一緒に職場内の懇親会で後輩に刺激物を食べさせたということです。この29歳の3等空曹は減給1か月の処分に、30歳の3等空曹には戒告の処分が言い渡されています。
今回の処分について浜松基地司令の伊藤顕空将補は「所属隊員に対してさらなる教育・指導の徹底を図り同種事案の再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
※こちらの記事を掲載した際、一時、誤って航空自衛隊静浜基地の写真を掲載しました。大変申し訳ございませんでした。