路線価 高知県の評価基準額の平均変動率 29年連続で下落

相続税などの申告の際に土地の評価額の基準となる路線価が公表されました。高知県の平均変動率は29年連続で下落しています。

路線価は全国各地の国税局がこの時期に公表していて、相続税や贈与税などの申告の際の土地の評価額の基準となります。高松国税局によりますと高知県の平均変動率はマイナス0.1%で29年連続の下落となりました。下落幅は0.2ポイント縮小しています。

最高路線価は高知市の帯屋町1丁目で(帯屋町商店街)1平方メートルあたり21万円と3年連続の横ばいとなっています。

評価した不動産鑑定士らは「コロナ禍からの回復に伴い地価は上昇基調に転じている。インバウンドなどにより、経済正常化の動きが加速し、持ち直しの動きがみられる」としています。

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