犯罪や非行のない明るい社会へ 鹿児島市で「保護司」啓発イベント

犯罪や非行のない明るい社会の実現に向け、鹿児島市で啓発イベントが行われました。

法務省では、7月を「社会を明るくする運動」の強化月間として、犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える「保護司」の役割を広く知ってもらおうと、啓発活動を行っています。

1日は鹿児島テレビの川路あかりアナウンサーが一日保護観察所長を務め、犯罪や非行のない明るい社会の実現に向け、鹿児島市の幼稚園児や中高生などによるイベントが行われました。

現在、県内では30代~70代のあわせて864人の保護司が、過去に罪を犯した人を地域で受け入れ、支援しています。

全国的に「保護司」の数は減少しているものの、鹿児島では必要な人数を維持できているということです。

2024年5月には、滋賀県で保護観察中の男が保護司の男性を殺害する事件が起きていて、鹿児島でも保護司のあり方について検討されています。

法務省 鹿児島保護観察所・佐藤好行所長
「複数担当保護司制度と保護司が安心して面接できる場所、自宅以外でも面接できる場所を確保できるようにしたい」

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