［東京 １日 ロイター］ - 今月開幕するパリ五輪ではブレイキンが初めて五輪競技として実施される。日本男子のトップブレイクダンサー、半井重幸（ダンサー名・ＳＨＩＧＥＫＩＸ）は１日、金メダルが期待される中で、自身の注目選手として競り合ってきたライバル２人を挙げた。
半井は８月１０日に初代王者の座を争う１５人の選手のうち、ビクター・モンタルボ（米国）とフィリップ・キム（カナダ）に言及。「これまでかなり何度も何度も戦ってきて、それこそ表彰台の中で順位争いみたいなものも繰り返してきた」と述べた。
さらに「この２人は本当に実力も世界トップレベルで、これまで数多く戦ってきて、悔しい結果にさせられたり、逆に仕返ししたり、そういった戦いを繰り返している」とし、特に注目していると述べた。
２０２３年はパリ五輪に向けて多忙な日々を過ごしたが、半井は「結果だけではなく、少しずつ技術をつけていっている、スキルを身につけていっているような、経験値を得ている実感があった。ハードなスケジュールだったが、すごくポジティブな気持ちというか、挑戦に挑戦を繰り返して、どこまで自分は成長できるのかと意外と楽しんだ１年だった」と振り返った。
