独立リーグ「火の国サラマンダーズ」中川拓真捕手(21) ヤクルト移籍へ 昨季までオリックス所属

独立リーグで熊本が拠点の「火の国サラマンダーズ」は、中川拓真(なかがわ たくま)捕手(21)がプロ野球・東京ヤクルトスワローズへ移籍すると発表しました。中川選手は昨季以来のNPB復帰になります。

中川選手は愛知県出身の21歳で、豊橋中央高校から2021年にドラフト5位でオリックスに入団しました。

しかし1軍での出場がないまま去年10月に戦力外通告を受け、その翌月に熊本に本拠地を置くプロ野球九州アジアリーグの「火の国サラマンダーズ」への入団が発表されました。

中川選手は今季、29試合に出場して打率2割9分8厘、2本塁打、15打点をマークしていました。

火の国サラマンダーズの選手がNPB球団に入団するのは2021年秋のドラフト会議で中日から3位指名を受けた石森大誠(いしもり たいせい)投手以来で、シーズン中の移籍は、2021年に小窪哲也(こくぼ てつや)内野手(現広島1軍内野守備・走塁コーチ)がロッテに移籍して以来、3年ぶりです。

ヤクルトは今季、捕手陣に故障者が相次ぐなど選手の離脱が続いていて、セ・リーグの首位・広島とは7ゲーム差の5位(7月1日現在)に沈んでいます。

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