「今度は水に落ちたい」 親子連れらライフジャケットとパドルの扱い方学ぶ

琵琶湖でカヌーを体験する参加者たち(滋賀県草津市)

 琵琶湖の環境に親しんでもらおうと、滋賀県草津市の矢橋港でカヌー体験会が開かれた。親子連れら約20人がパドルをこぎ、水面からの景色を楽しんだ。

 地元の老上西学区まちづくり協議会が主催。立命館大の学生やレジャー施設「オーパルオプテックス」のスタッフら協力のもと実施した。

 体験会の前には、同大学の学生たちが、琵琶湖の渡し船でにぎわった矢橋町の歴史について参加者に説明。スタッフからライフジャケットの付け方やパドルのこぎ方についてレクチャーを受けると、1~2人乗りのカヌーに乗り込み、湖上へとこぎ出した。初めは緊張した様子だった子どもたちも、笑顔で水面を進んでいた。

 老上西小3年の児童(8)は「あっという間だった。今度は(水面に)落ちたい」と笑顔を見せていた。

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