“ポテチ”の袋で命を守る 約80kgの成人男性も浮くことが可能 子どもの水難事故を防ぐNPO法人が体験活動

夏休み前、海や川など水辺のレジャーを計画する人も多いのではないでしょうか。

子どもの水難事故を防ぐ活動をしているNPO(民間非営利団第)法人では、子どもに“ポテトチップスの袋”を使って水面で浮く体験を行っています。

ポテトチップスの袋で、約80kgの成人男性も浮くことができるというんです。

力を抜いて胸で抱え、水面から空を見上げる体勢が取れるかどうかが大事だといいます。
「いざという時、浮いて救助を待つんだよ」ということを教える意味合いもあり、こういう活動を行っているということです。

そのほか、ランドセルやスニーカー、ペットボトルも浮く際に利用できます。
スニーカーは、かかとの部分に浮くことに向いた素材を使っていることが多いということです。

ポテトチップスの袋は、穴が開いていた場合は浮力を失う可能性もあるため、救命用具として使うものではないですが、いざというときに覚えておくといいかもしれません。

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