ぶちうまい!11キロ超えは200玉も! 福賀すいか初出荷式 山口・阿武

山口県阿武町の福賀地区特産「福賀すいか」の出荷が2日、始まりました。

福賀すいかは、スイカの栽培に適した昼夜の寒暖差が大きい気候をいかして、阿武町福賀地区の6人の農家が育てています。初出荷式には、福賀小学校の児童8人も出席しました。

福賀すいかは1つの株から1つの実だけを育てる「1株1果取り」で、玉が大きいのが特徴。糖度は12度を超えます。2015年度には、山口県が独自の基準で認めた農水産品や加工品に”お墨付き”を与える「やまぐちブランド」にえらばれました。

式の後、参加者にはスイカが振る舞われました。

福賀小学校の児童
「すごいシャリシャリしてて、みずみずしくて甘くておいしいです」
地域のこども
「おいしい。すいかは2つ目」

今年は、例年より梅雨入りが遅く、晴れの日が多かったため、より大玉で甘みが強いスイカが育ったということです。きょう出荷された300玉のうち200玉ほどが11キロを超える大物でした。一般的なものは7から8キロといえば、その大きさが分かります。

福賀すいか部会 梅田将成さん
「みんなで分け合っておいしさを共有してもらうということをやってもらいたい。」

今シーズンは、1万玉の出荷が見込まれています。

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