ゴムボートの価格高騰が一因か 恒例の北上川ボート川下り大会 参加数少なく募集延長

7月28日に行われる夏の風物詩、「盛岡・北上川ゴムボート川下り大会」について、参加者が不足していることから盛岡市は募集期間を延長することを決めました。

これは2日の定例記者会見で、内舘茂盛岡市長が明らかにしたものです。
「盛岡・北上川ゴムボート川下り大会」は、2人1組で出場し、四十四田ダムから南大橋までのおよそ11キロのコースをゴムボートで下る夏の恒例のイベントで、今年で48回を数えます。

ピークの1994年には2058組が出場しましたが、6月3日から7月1日までの今年の参加申し込みは296組と、去年の431組のおよそ3分の2にとどまっています。
ゴムボートの価格の高騰で確保が難しいことが一因とみられています。
盛岡市は7月5日までの募集期間を19日まで延長して参加を募ります。

またきょうは内舘市長も夫婦で初出場することを表明し、「参加することで大会の盛り上げにつなげたい」と述べました。

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