頭の上で花輪や乗用車のフレームをグルグル 大道芸続けて16年 岩上敏一さんが3000回公演達成

16年かけて目標の大台に到達です。大道芸で福祉施設の慰問をしている岩泉町の男性が27日、3000回目の公演を行いました。

3000回の公演を達成したのは岩泉町の岩上敏一さん80歳です。

笑いで人を元気にしたいと、2008年から福祉施設を回ってボランティアで大道芸を披露しています。
岩上さんの芸は、花輪や乗用車のフレームなど身近にあるものをリサイクルしたお手製の道具を、特殊なヘルメットを被ってその上で回します。

このパフォーマンスが評判を呼び、多い時は1日5か所を回るなど精力的に活動し、7年前に2000回を達成しました。

きょうの公演でも、岩上さんのダイナミックな芸に利用者たちも大いに盛り上がりました。

新型コロナの影響で慰問が制限された時期もありましたが、開始から16年越しで目標だった3000回に到達しました。

岩上さんは今後も体力の許す限り慰問を続けていく考えです。

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