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夏を元気に過ごしてもらおうと、高齢の被爆者が暮らす広島市の原爆養護ホームに、青果卸売組合から県内産のスイカなどが贈られました。
広島市安芸区の原爆養護ホーム「矢野おりづる園」では、東部広島青果卸売組合の 住田郁生 組合長から尾道市の因島できのう、収穫されたばかりの甘いスイカなどが手渡されました。組合は、5年前から旬の野菜や果物を楽しんでもらおうと80歳から109歳までおよそ100人の被爆者が暮らす「矢野おりづる園」を訪れています。
土井時子 さん(90)
「小さいわりに重たいです。中までしっかりしておいしいスイカができていると思います」
牧野綾子 さん(84)
「きれいですね。ありがとうございます。感動です」
また、七夕を楽しんでもらおうと笹や組合のメンバーが作った短冊や飾りも贈られました。
住田郁生 組合長
「私の父も被爆で亡くなり、その思いもあって続けています。みなさんで童心に戻ってわいわいと食べてもらいたいと思います」
スイカは今週末に入所者に振る舞われるということです。