柳川樹一郎浜松市議が自民党に離党届提出 静岡県知事選で対抗馬応援し離党勧告

2024年5月に実施された静岡県知事選で自民党本部が推薦した候補とは別の候補を応援したとして、静岡県連から離党勧告を受けていた柳川樹一郎浜松市議が離党届を提出していたことがわかりました。

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自民党浜松に所属する柳川樹一郎浜松市議は5月の知事選で自民党本部が推薦した候補ではなく、地元・浜松から出馬していた鈴木康友知事の集会で応援演説をしていました。

事態を重く見た自民党静岡県連は党紀委員会を開き、柳川市議に対して離党勧告処分を言い渡していました。これに対し、柳川市議は7月2日、郵送で離党届を提出したということです。

柳川市議は「処分は甘んじて受け入れる」としたうえで、無所属になるものの市議は続けるとしています。

また、自民党浜松は2日、議員総会を開き、柳川議員を特例で在籍することを認めると全会一致で可決、柳川市議も会派に残る考えを示しています。

この問題をめぐっては、同じ自民党浜松の鳥井徳孝市議と高林修市議が戒告処分を受けていましたが、2日までに2人とも処分を受け入れる宣誓書を提出したということです。

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