なぜ?「川がオレンジに」 通報相次ぐ 県が原因調査に乗り出す 山梨・甲州市

2日午後、甲州市の住民から「川がオレンジ色になっている」という通報が相次いで寄せられ、県が原因調査に乗り出しました。

川の濁りが確認されたのは、甲州市勝沼町を流れる「日川」と「深沢川」です。

2日午後1時過ぎ、県峡東林務環境事務所に「川がオレンジ色になっている」などという通報が相次いで寄せられました。

県が現地を調べたたところ、甲州市勝沼町下岩崎の「ぶどう橋」から上流2~3キロの範囲で、川が赤茶色に濁っているのが確認されました。

雨による濁りより色味が強かったため、県の担当者が上流にさかのぼって調べたところ、山から泥水が流れ込む様子を確認しました。

薬品や塗料などの有害物質が川に流れ込んだ可能性は低いということです。

県は川から採取した水を分析し、原因を特定する考えです。

© 株式会社山梨放送